大自然とともに。amachi. 飛び石ニット レビュー
私は普段服を買うときに、「あのブランドを探そう」「シャツを探そう」等は考えません。
というより、懐事情によりセカストやリユースショップでしかほぼ服が買えないので、そういった狙いを持って行っても、空振りになります。
時期によっては、シャツが欲しいのに良いものに出会えなかったり、真夏なのにコートを買ったりといったことがあります。
その反面、岡山では通常出会えないようなブランドとも出会えることがあります。
今回はそんなブランドのお品です。
ブランド紹介:amacni.
デザイナーの吉本天地氏が手掛けるメンズブランド「アマチ(Amachi.)」
デザイナーの吉本氏は1993年、ミュージシャンの両親のもとアメリカ・カリフォルニアの山奥、エルクバレーに生まれ、電気やガスのない環境で幼少期を過ごしました。2000年に家族と共に渡日し、高校卒業後コレクションブランド数社でパタンナーやブランドマネージャーなどを経験。2016年、自身のブランドの立ち上げに伴い長野県の山奥に拠点を移し、今年3月にファーストコレクション「Collection001」を発表されました。
ブランドコンセプトは明確には設けていないが、「自然と人間」や「土地と衣服」といったものから着想を得ているそうです。
あまり情報がネットでも見られないブランドですが、一点一点が高額で、かつ自然から着想を得ている、というのが素人目にもわかる作品ばかりです。
飛び石ニット
モックネック(クルーネックよりちょい高いくらい)のセーター。
正面には飛び石(川とかに埋め込まれてる石)をモチーフにした刺繍?があります。
全体的に霜降りのような、独特な生地感で、高級感という言葉では形容し難い「雰囲気のある」セーターです。
袖先にはスリットが入っており、細かなデザインも◯。
生地はウールとヘンプ(大麻)で、少しガサッとしたフェルトに近いような手触りです。薄手ですがしっかり暖かく、手洗いも可能なため、お手入れもし易いです。
大自然を感じつつ、末永く着ていきたい。
定価ははっきりとしませんが、他商品を見ると恐らく5-6万円程度だと思われます。
毎度おなじみセカストで1万2千円で購入できました。
出会えた幸運に感謝しつつ、末永く着ていきたいと思います。