リユースショップとブランド古着屋 どっちがいいの?
安く洋服買いたい。そんなときに行くお店。
私も普段からお世話になっているセカスト等のリユースショップ&ブランド古着屋。
行ったことのある方ならご存知かと思いますが、結構毛色が違います。今回はどう違うのか&双方の良いところ、悪いところをピックアップしてみます。今回は洋服にフィーチャーしますので、家具や家電等については語りません。
リユースショップってどんなとこ?
セカストやトレファク等はリユースショップと呼ばれます。洋服も主要商材ですが、家具や家電等、ファッションに全く関係無いものも買い取り・販売をしているお店が多いです。
リユースショップの良いところ1:買い取りの幅が広い
ノーブランドの商品や、内タグが存在しない商品等、大体服なら何でも買い取りor引取してくれます。取り敢えず邪魔だから片付けてえ!ってときは、リユースショップがおすすめです。
リユースショップの良いところ2:商品数が多い
とにかく商品を並べちまえ!!!!というスタイルのため、大量の服がラックにギッチギチに詰められてます。ブランド古着屋は結構セレクトショップのように雰囲気作りを大事にしているお店も多く、そのためセレクトショップのように服と服の間が空いて陳列されている=商品数が相対的に少なくなります。
リユースショップの良いところ3:価格が安いことが多い
シュプリームやYOHJI YAMAMOTO等、皆が知ってる人気ブランドの服以外は、結構安いお値段になってることも多いです。内部事情に詳しいわけではありませんが、過去のや現在の相場を調べて、状態によって価格を下げていくので、定価が10万円するマイナーブランドのコートが1万円程度で売られていることもあります。
リユースショップの悪いところ1:買い取り金額が安い
大体ブランド古着屋の方が買い取り金額は高くなります。いくつか理由がありますが、大きな理由としては、取り扱い商材幅の広さとスタッフの知識量が挙げられます。
副以外も取り扱うリユースショップでは、在庫数もとんでもない量を抱えています。そのため、できる限り仕入原価を抑える必要がある&別に洋服を限界ギリギリの価格で買い取る必要がありません。また、過去の取引相場を参考にして買い取るため、知る人ぞ知るブランドだと、過去の取引が少ない=需要が無い商品と判断され、めっちゃ買い取りが安くなります。
また、幅広い商材を取り扱うが故に、洋服にそこまで詳しくないスタッフが買い取りを行ってたりします。先述の通り、過去の相場を参考に買い取りを実施するため、決してテキトーに買い取りされる訳ではありませんが、やはり家具に詳しいスタッフよりは、洋服に詳しいスタッフの方が、良い見積もりを出してくれます。
リユースショップの悪いところ2:ごちゃごちゃして商品が探しづらい
これは慣れの問題もありますが、先述の商品数の多さが、そのまま探しづらさに直結してます。
「パンツ」と名の付いたラックに、ギッチギチに様々なタイプのパンツが陳列されて、かき分けて探さないと発見できなかったりします。
リユースショップの悪いところ3:ネット出品のみの商品が存在する
お店にもよりますが、本当に良い商品は、陳列時の汚損を防ぐため、店員さんを呼ばないと見られない位置に陳列されていたり、ネット出品のみで店頭陳列をそもそもしなかったりします。
ブランド古着屋ってどんなとこ?
最近たまに存在する、ブランド古着専門ショップをブランド古着屋と呼称します。セレクトショップのようなオシャレな店内に、様々なブランドの古着が陳列されています。商品は基本的に一点ものの中古品で、たまにタグ付きの新品があることも。買い取りを同時に行っていることも多いです。
ブランド古着屋の良いところ1:良い状態の服が多い
ブランド古着屋に持ち込むのは、大体が服好きの人々なので、大事に着ています。なので、状態の良い商品が多く、毛玉だらけやん!というお品は少ないです。
ブランド古着屋の良いところ2:良い商品が多い
ブランド古着屋なので、よく見るユニクロやGU、レイジブルーやHARE等の洋服は基本並んでおらず、欲しくなる商品の割合が高いです。時間が無いときは、ブランド古着屋の方が良い買い物ができるかもしれません。
ブランド古着屋の良いところ3:買い取り金額が高い
リユースショップで300円、ブランド古着屋で3000円、とかはよくある話です。先のリユースショップの買い取りが安い理由と逆で、洋服のみ取り扱っていることで、スタッフも例外なく洋服に詳しい方しかいません。ドメブラに異常に詳しい人や、海外ブランドが得意な人等、スタッフの個人能力にばらつきがある場合がありますが、総じてリユースショップよりは高額で買い取りしてもらえると思います。
ブランド古着屋の悪いところ1:商品が高額
ブランド品ばかりなので当然ですが、「え!この状態のパンツが2000円!掘り出し物や!」みたいなことは基本発生しません。「定価6万なのに2万か、、、買いだな、、、」の方が多く発生します。
ブランド古着屋の悪いところ2:商品数が少ない
これもリユースショップと逆の理由で、相対的に商品数が少なくなります。ギッチギチに詰まった服の中から掘り出し物を見つける、みたいな楽しみ方はできません。
まとめ:結局どっちがいいの?
正直、商品を見る目と時間、根性があるなら、リユースショップの方がお得に買物ができる可能性が高いです。数千点陳列されている商品の中から、1点しか存在しない好みの服を探す、みたいな作業が苦じゃない方は、リユースショップへ行きましょう。
資金に余裕があり、セレクトショップのようなおしゃれ店内や、接客してくるのが苦手でない方は、ブランド古着屋へ行く方がおすすめです。また、買い取りもブランド古着屋の方が高額になるので、まずそちらへもって行き、買い取りしてくれなかったものをリユースショップへ、という流れが一番効果的なムーブです。
皆様も良い古着ライフを!